“好き”を殺さないように
なおていです。
また投稿が開いてしまいましたが、これがちょうど良いペースなのかもしれない。
ブログ始める時に無理して毎日みたいにやらないって決めたしね。
やはり文字を書く作業は通勤電車の時間が一番捗りますね。
先週までは先輩の車で現場に行くことが多く、今週には自分の社用車が来てしまったので、いよいよ書くタイミングが無くなってしまいそう。
幸いにも緊急事態宣言が解除されたので、土日には人混みがなさそうなところに電車旅なんかしたいですね。
お耳に合いましたら。
先日、アマプラで配信されている“お耳に合いましたら。”というドラマの1話を見ました。
チェーン店のグルメ、"チェンメシ"とポッドキャストと氷川きよしが大好きな漬物会社のOLが、ポッドキャストのパーソナリティとして配信し始めるという話です。(1話時点)
まず、オープニングで驚いたのが「脚本 マンボウやしろ」というところ。
マンボウやしろ=やしろ教頭、僕の青春に深い影響を与えたラジオ、SCHOOL OF LOCKの初代パーソナリティです。十数年の時を経て、ここで再開するとは。
エンディングがにしなだったのも驚きでしたね。
去年この動画を見てから密かに推していたアーティストだったので、なんだか嬉しい。
ドラマの内容に触れますね。
主人公の高村美園(伊藤万理華)は、人前で話すことが苦手な、所謂コミュ障なのですが、「好きなこと」を語るときだけは、口から言葉がスルスルと出てきます。そんな美園の姿を見ていた同僚・亜里沙(井桁弘恵)は、ポッドキャスト配信をやってみることを勧めます。
ポッドキャストを公開することに躊躇っていた美園ですが、お気に入りのパーソナリティ、吉田照美さんが放送で話していた言葉に衝撃を受けます。
「何かを好きになる感情っていうのは、言葉にして誰かにちゃーんと伝えないと、心が麻痺してしまうらしいよ。要するに、何かを好きって気持ちを誰にも言えないままでいると、心が感動する必要が無いって感じちゃって、感動することをやめてしまう。
怖い言い方をすると、好きが死んでしまうんです。」
この言葉が、画面を通り抜けて自分にもブッ刺さりました。
好きなものについて書き始めてから、いつもより小さな"好き"にも気づくようになりました。
逆に、小さな"好き"は、言葉にして記録しておかないと、存在にも気づかなくなってしまうことも体感しました。
そして、今まで一人で抱えていた気持ちを、対外的に発信し始めたことで何となくスッキリした気持ちになるというのも、自分に重なるところがありました。
忙しい中でも、何かを好きという気持ちを殺さないように、大切に育てていきたい。
そんなふうに思う第一話でした。続きが楽しみ。