丑三つティータイム

写真、酒、食べ物、ゲーム、日常

俺たちの夏、フェスにあり

なおていです。日焼けしやすい体質。

 

宣言通りRSR2023の振り返り記事を書きます(現在2023/12/31)。どうせ限られた人しか見ないんだ。来年自分が見返した時の備忘録の意味合いが大きいです。

それでは行きましょう。

 

2023/08/11

今年は奇跡的にHeavensテントサイトが当たり、4回目で初めてステージ近くに陣取りました。やっぱり人気なだけあって、サンステもアーステントも近いし、食べ物も充実してて、何よりサンステの音がバリバリ聞こえるのが最高。暑さで休憩中に10-FEETが聞こえたり、MISIAの生歌をBGMに小腹を満たしたり。
今年もいつもの大所帯でオートキャンプに陣取っていたので、そちらにお邪魔しつつも我が家のテントを前線基地として利用してもらいました。結構いいムーブだったと思う。来年はHeavens 2枠連番で取ってもっとでかい前線基地作りたいね!

 

以下見た順に書いていきます。

サンボマスター

ど頭からCreepy Nutsと裏被り。悩みに悩んで、昨年行ったCreepyより4年ぶりのサンボを選択。やはり最高だった。オープニングとしてこれ以上ないくらいの熱量でぶち上げてくれました。本当に山口さんは口が2つあるんじゃないか。歌いながら喋れる分量を超えています。

特に最後の「Future is yours」 ~ 「できっこないをやらなくちゃ」 ~ 「花束」の3曲が良かったですね。

SHISHAMO ~ マキシマムザホルモン ~ yama

暑さでやられ過ぎて連続参戦ができず、この辺りは歩いたり休みながら聞いていました。サンボ終わりにはSHISHAMOのアーステントは外まで並んでて音漏れで「君と夏フェス」が聞こえたくらいで悔しい。来年も来てくれ。

ホルモンは遠目からヘドバン組を眺めていましたが、見てるうちに吸い込まれそうになり、終わる頃には"俺もあそこに混ざってみたいな…"と思うように。深淵を覗く時深淵もまたこちらを覗いているのだ。

yamaさんもアーステント最後列で軽く聴きました。歌が上手いのは当然として、MCが普通に微笑ましい感じで、"実在する人間だ…"と思いました。

 

・MOROHA

聴き始めたのはTHE FIRST TAKEがきっかけなので古参でもなんでもありません。初めて聞いた時は"なんだこの変な音楽は?"と思ったなあ。でもアフロの気迫とUKのギターから不思議と目が離せなくて、リリックで頭を殴られたような衝撃を受けて。当時まだ東京にいて、心が辛くなった時に、優しく支えるのではなく真っ向から説教して引っ張ってくれました。ハマったとは軽々しく言いたくないし、毎日何度もリピートするようなアーティストでもないけど、何かあった時に、自分に喝を入れてくれるような曲たちです。

MOROHAのライブの感想を文字にしてもなんとなく嘘になってしまう気がするので、多くは書きません。でも終わったあと、一緒に見た友達と"見に来て良かったね"とつぶやきあったのは心からの本心だったと思います。

 

・back number

高校生の頃から、一番好きなバンドではないもののずっと生活の中にいたback number。あえて例えるなら時々会う従姉妹くらいの関係性。高校生の時が一番聞いていたので、正直最近の曲わからんかも…と心配していましたが、聞いたことのある曲ばかりで"さすがドームを埋める覇権アーティストやなあ"と思いました。

そしてシンプルな歌唱力の高さと演奏技術、そして煽りのうまさ。曲から勝手になよなよしたMCをするイメージでしたが、上げるとこの煽りカッコ良過ぎてギャップにびっくりでした。

最後の「水平線」~「高嶺の花子さん」の2曲は痺れた。アンコール曲の「瞬き」、あまり聞いたことなかったんですが、最後の大合唱で一気に思い出の一曲になりました。

 

1日目の終わりには帆立を焼いて食べました。美味しかった。

 

2023/08/12

毎年恒例の朝の温泉からスタート。一年で一番温泉に感謝する瞬間ですね。二位はスノボ後の温泉です。

go!go!vanillas ~ MONGOL 800

温泉やら朝飯で途中から、歩きながらの参戦。vanillasはちょうど「平成ペイン」~「エマ」が聴けるタイミングでした。vanilllasの曲自体に夏晴れの昼のようなイメージを持ってて、それにピッタリな天気と時間で、ここも思い出深いワンシーンです。

そして歩きながら遠くでモンパチが「小さな恋の歌」を歌ってるのが聞こえました。豪華だねえ。

 

スキマスイッチ

個人的ベストアクト。気合い入れてちょっと早めに行ったら、前から六列目くらいで見ることにな。以前アジカンで前から六列目でモッシュに巻き込まれたました記憶が蘇りましたが、客層的になんの問題もなかった。

とにかく歌がうますぎる。声量、安定感、音程の正確さ、どれをとってもレベルが違いました。みんなで合唱した「全力少年」、夕暮れの中、どこまでも伸びていく声で歌う「奏」。綺麗な夕焼けだったなあ。

 

毎年恒例のスイカ割り。今年は上手く割れた。

 

・FLOW

前述のスキマスイッチと対照的に客層が終わっていた。若い酒臭い大学生みたいな男ばっかり。でも終わってみたら楽しかったからよし!

「GO」は当然楽しくて当然として、個人的には「贈る言葉」が"あ!小六の時に進研ゼミで送られてきたCDの曲だ!"となりました。

 

・Lucky Kilimanjaro

事前予想より楽しかったアーティストナンバーワン。事前の時点で「一筋差す」と「Burning Friday Night」しか知らなかったのに、ライブが楽し過ぎましたね。

各曲がDJがつなげたようにシームレスに演奏されながら、全曲"踊る"ことに全振りしているのでなーんにも考えずに好きに踊るだけの空間。深夜12時という時間も相まって、実質クラブでしたね。クラブほぼ行ったことないけど。The クラブサウンドって感じのバキバキの音じゃなく、グルーヴな感じが我々みたいなインキャにも優しくて。本当に楽しかったです。

 

・Vaundy

一年越しのリベンジ。念願のvaundyでした。映像演出一切なしで無骨なステージ。

改めてライブで通しで聴くと、曲の幅広さに驚きますね。バラード調からアップテンポの曲まで全部1人で作って、そしてそこに声が乗ることで全部vaundyの曲になる。素晴らしい才能だと思います。

願望込めて予想していましたが、本当に藤井風の曲を歌ってくれたのはさすが。痺れました。

 

・マカロニえんぴつ

正直前半眠かった。でも大トリなんて誰でもそんな感じだしね。

公式発表よりも先に大トリ情報出しちゃったり、個人的にあまりマカえんに明るくないのもあり、"えー、マカえんかー"と思っていた節はありました。でも、実際聞くと演奏力も歌唱力も確かだし、MCで話していた、"新しい世代を背負って欲しいと運営に言われ、その覚悟で大トリを受けた"という話をきいて、こうして世代は変わっていくんだなとふと思ったり。

最後の「ヤングアダルト」よかったな。大トリにふさわしい曲でした。これからも夜を超える歌が死なないように、無駄な話をして、飽きるまで呑んでいきたいね。

 

改めて、一緒に参加してくれたみんなに感謝です。1人より2人、2人より複数で行った方がたのしいね。

 

以上!スッゲー長くなった。

来年も楽しみです。