安心にはお金がかかる
なおていです。
今日はぼーっとスマホ見ながら歩いてたらエスカレータを逆走しました。いきなり足元が崩れて死ぬかと思った。周りに店員さんがいましたが涼しい顔で店を出ました。歩きスマホ、だめ、ゼッタイ。
ここ数日は以前積みゲーで紹介した「レイジングループ」というゲームを寝食を忘れてプレイしてました。その感想は別記事で書きます。
僕はiPadを持っていて、そのカバー兼キーボードとして純正のSmart Keyboardを使っています。購入時はテンションが上がっていましたが、改めて見るとバカ高い。
でも、充電無しで接続するだけで使えて、軽いキーボードが純正以外ないんですよね。悪どい商売だ。
つい3日ほど前から接続してもキーボードが反応しなくなりました。これはどうしたものかと、公式サイトに示されたトラブルシューティングを試すも反応無し。Appleのサポートに問い合わせると、「あー故障っぽいですね、店に持ち込んでもらって修理対応ですかね。」と伝えられる。
そして今日、近くのApple Storeに行ってきました。店員さんに事情を伝え、実機で動かないこと、他のiPadに接続しても動かないことを確認し、キーボードの故障と断定。保証は購入後1年間で、購入日が去年の6月なので無償修理の対象外と伝えられる。
そして、有償修理の値段として提示されたのは15,000円。フリーズする僕。修理で15,000円って、新品買うのとほぼ変わらんやん。
店員さんも僕の表情を見て気の毒に思ったのか、「この値段だと悩みますよね、Apple Careに入っていれば保証期間だったんですけど…」と話しかけてくる。
詳しく聞くと、購入時にApple Careというものに加入しておくと、保証が2年になって無償修理や交換の対象になるそうで、例えばAirPodsを片耳無くした場合でも無償交換してくれるらしい。マジかよ。
これを聞いて、僕は「あ、このシステムうちと一緒だ」ということを考えていました。自社の機械が壊れたら修理をしますが、購入時に契約を結んでいると交換費用が無償になります。しかし、契約外の場合、修理費用に加えてパーツ代を支払う必要があります。そしてパーツ代は得てしてバカ高い。
自分の仕事の中で毎日触れてるものなのに、自分で体感するまでその重要性に気づかなかったんですね。皮肉なものです。
そして有事の時に慌てて高い金を払わないで済むためには、無駄になる可能性があっても将来の安心のためにお金を払う必要がある、ということが身に染みてわかりました。
その後、帰りにブックオフに寄ったら同じキーボードが中古で半額で売られていたので即買いしました。時に安さは安心に勝る。